会員のモチベーション向上を
通して眼科医療を発展
- 代表理事(名古屋アイクリニック 角膜診療主任)
- 小島 隆司
この度、2024年7月1日より眼科三条会の代表理事に就任いたしました、小島隆司と申します。
眼科三条会は、勤務医、開業医、コメディカルが一体となって最善の眼科医療を提供することを理念として、2022年9月に結成されました。2024年からは会員制を導入し、勤務医、開業医、コメディカルが会員として運営に参加する法人となりました。
現在の医療界は、人手不足や医師の偏在といったさまざまな課題に直面しています。このような状況の中で、私たち眼科三条会は、会員の皆様が毎日を楽しく、生き生きと医療活動に取り組むことができる環境づくりを目指しています。
そのために、会員の皆様のモチベーションをいかに向上させるかを主な活動の一つとして掲げ、全力を尽くしてまいります。また、新しい医療技術の研究・開発にも積極的に取り組み、地域医療をサポートすることを通じて、地域社会全体の健康と福祉に貢献していきたいと考えております。
さらに、医療の進歩には技術の継承が不可欠です。若い医師の教育に特に注力し、次世代の医師が高い技術と知識を持って成長できる環境を整えます。これにより、長く眼科三条会が継続し発展していくよう尽力してまいります。
眼科医療に携わる全ての方々が、互いに協力し合いながら、最高の医療サービスを提供できるよう、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本の次世代の眼科医療の担い手を育てる
- 理事(岐阜赤十字病院 主任部長)
- 吉田 則彦
眼科三条会は、白内障、緑内障、角膜、硝子体、屈折矯正の各分野の専門医を擁しています。そしてそれらの医師は国内トップレベルのサージャンであると言っても過言ではありません。この意味するところは何でしょうか?
それは、理論に裏打ちされた実践を各分野において見て学べるという点です。また実際の臨床研修では、JCHO中京病院、岐阜赤十字病院、名古屋アイクリニックなどや関連施設にて、白内障・網膜硝子体・緑内障手術・角膜移植術・屈折矯正手術を含めた様々な症例を経験できるメリットがあります。
つまり、見て学び、実践して振り返り、更なるステップアップを必然的に果たす、という好循環のサイクルが約束されていることを意味します。私達は、このシンプルな積み重ねこそが物事の理解を深めることに他ならず、これこそが臨床教育に不可欠で重要な要素であると考えます。
当会は、次世代を担う眼科医、サージャンのパフォーマンスを向上させる為の必要条件を兼ね備えていることになります。ゆえにこれを使命と我々も考え、日々邁進していきたいと考えております。