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ご挨拶

渡邉 三訓

ネットワークを生かして眼科医療を発展

眼科三条会は、民間医局と病院・クリニックのネットワークの機能をもっており、2022年9月に結成されました。現在、複数の医師や看護師、視能訓練士、それらを支えているバックヤードの事務の方々によって構成されています。
専門性を持った外来診療や手術ができる勤務医師の先生方と連携していますので、開業医の先生方は各クリニックにおいて、各種疾患について専門医に手術適応などを相談することができます。また白内障が主体ですが、他の一部の疾患も各クリニックにおいて日帰り手術で対応することもできています。勤務医の先生方は、開業医の先生から入院手術が必要な専門性の高い疾患の患者様をご紹介いただき手術させていただくことで、専門性をより高め、次世代の教育ができるようになっています。
当会の特徴としては、眼科手術に精通した看護師と提携しており、より安全で効率的な手術をサポートできることです。同様に視能訓練士とも提携しており、眼内レンズの度数決定に迷うような症例に対しても、経験豊富な視能訓練士と相談してより良い度数決定ができています。
今後もこのネットワークを生かして、患者さんに最良の医療を提供し、さらに提携する勤務医、開業医、コメディカル3者ともに幸せになれるように、働き甲斐がある環境をつくっていきたいと思います。

代表理事(斎藤眼科 副院長)
渡邉 三訓
吉田 則彦

日本の次世代の眼科医療の担い手を育てる

眼科三条会は、白内障、緑内障、角膜、硝子体、屈折矯正の各分野の専門医を擁しています。そしてそれらの医師は国内トップレベルのサージャンであると言っても過言ではありません。この意味するところは何でしょうか?
それは、理論に裏打ちされた実践を各分野において見て学べるという点です。また実際の臨床研修では、JCHO中京病院、岐阜赤十字病院、名古屋アイクリニックなどや関連施設にて、白内障・網膜硝子体・緑内障手術・角膜移植術・屈折矯正手術を含めた様々な症例を経験できるメリットがあります。
つまり、見て学び、実践して振り返り、更なるステップアップを必然的に果たす、という好循環のサイクルが約束されていることを意味します。私達は、このシンプルな積み重ねこそが物事の理解を深めることに他ならず、これこそが臨床教育に不可欠で重要な要素であると考えます。
当会は、次世代を担う眼科医、サージャンのパフォーマンスを向上させる為の必要条件を兼ね備えていることになります。ゆえにこれを使命と我々も考え、日々邁進していきたいと考えております。

理事(岐阜赤十字病院 主任部長)
吉田 則彦
小島 隆司

臨床研究を推進し眼科医療を進歩させる

眼科医療は日進月歩と言われ、技術の進歩によって治療が格段に進歩してきました。
眼科三条会は、医師やコメディカルの行う様々な臨床研究をサポートし、新しい技術の評価に加えて、新しい手術方法、検査の開発に関わっています。これまで、大学病院のような大規模病院で無いとエビデンスの高い臨床研究は難しいとされていましたが、我々は中核病院、開業医のクリニックなど、当会の規模や多様性を生かして、patient oriented research(患者さんの治療結果の改善に繋がる研究)を行っています。
昨今は、眼科でもフレイルの概念が導入され、病気になって見えなくなる手前の状態(アイフレイル)から介入していく方向性が示されています。私は角膜分野の専門医ですが、円錐角膜は進行してからは元に戻せないため、早期診断、治療が非常に重要で、臨床研究も予防治療にフォーカスしています。近視や緑内障などの分野では特に、予防医療の考え方が重要で研究も早期の状態をいかにマネジメントするのかという観点が必要と考えており、今後この分野の研究にも注力していきたいと考えています。
また現在、日本は医療器機の輸入超過と言われて久しく、世界における日本の医療器機のプレゼンスはかなり低下しています。日本を元気にするためにも、国内からも新しい技術が世界に発信できるように、眼科医療器機メーカーや製薬メーカーと協力して研究を進めていきたいと考えています。

理事(名古屋アイクリニック 角膜診療主任)
小島 隆司

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