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お知らせ

2025年8月15日

★ ASRS2025 への参加 ★


   ~ ASRS 2025

ASRS (American Society of Retina Specialist)
アメリカの網膜専門医学会で、推薦者が必要ですが、
海外からも参加できる今や国際的な学会です。

最先端の網膜疾患における手術や承認前の
薬剤を含めた薬物治療などが発表され、
今後の網膜治療の将来を感じることができる

˖𖥔世界一素晴らしい網膜学会𖥔˖ だと思います。

今年は、7月30日(水)から8月2日(土)まで、
Los AngelsのLong Beachで開かれました。

私は、松田先生と共同で、
 内視鏡併用硝子体手術における外傷眼の鈍的外傷による
   眼球破裂3症例に対する硝子体手術における眼内視鏡の有効

を報告しました。

加齢黄斑変性症の薬物治療は、
2から8㎎になった高濃度アフリベルセプトとVEGFだけでなく
Ang-2阻害効果もあるファルシマブの第2世代と呼ばれる
A-VEGF硝子体注射の新しいデーターが多数発表されていました。
どちらも従来のA-VEGFより注射回数が少なく優れているようですが、
後者は網膜下血種の発生率が優位に少ないといった
興味深いデーターが示されていました。

その他、遺伝子治療、バイオシミラー、チロシンキナーゼ阻害剤薬、
持続時間を長くするドラッグデリバリーシステムや徐放剤を眼内に注入するなど
種々のものが発表されており、今後日本でも使用できるようになりそうで、
治療の選択肢が増えて頭を悩みそうです。

私が敬愛している開発ならびに術者であるCharles先生が、
新しい硝子体手術器械であるUnityVCSの優れた性能を紹介していました。
早く導入したい~~~😲💡

硝子体手術術後に増殖性硝子体網膜症といった
厄介な合併症が発生しますが、予防のためにメソトレキサートを
複数回注射する治療がとても注目されていました。

今回、著名な先生が多数紹介されていましたが、
その中に私が留学していた施設である
*VRMNY の
 (*Vitreous Retina Mcula Consaltants of New York)
Yannuzzi先生、Fisher先生、Speide先生3人と
その関連施設で吉田則彦先生も留学でお世話になった
コロンビア大学のChang先生が紹介されていました。
こんな素晴らしい4人から学ぶ機会があったことは
本当に幸運だったと思いました
..

素晴らしい学会に参加、発表する機会を作っていただけました
関係者の皆様に感謝いたします。

🔹ASRS:
https://www.asrs.org/annual-meeting

JCHO中京病院 眼科 加賀 達志



*゚~ 学会でのお写真 ~📸.*゚












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学会

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